Faible parfum de Parisバレエと日々のあれこれ。

2019年9月より、フランス・パリにて、バレエ教師国家資格を取得するために奮闘する日本人の日々をつづります。

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引きこもり日記「人生初手打ちうどんに挑戦してみた」

4月24日(金)

外出禁止令が出てから、自炊の毎日である。テイクアウト、デリバリーはできるものの、その手段があることを忘れていることがほとんどで、考えるのも面倒、(というか選択肢もそこまでないのだが)大抵お昼はパスタか、カレーのどちらかになる(夜はどちらにせよカレー)。

それもやっぱり毎日続けていると、若干飽きてくるので、麺は麺でもパスタじゃない麺、つまりラーメン、蕎麦、うどん、そうめん、フォー…随分前からなのだが、パッタイが食べたくて、その時家にある調味料で自己流で作ったら、残念ながらパッタイにはならなかった。なので、この前スーパーに行った時に偶然パッタイの素を見つけたので買ったのだが、まさかの麺を買い忘れてしまったのだ…なので、今日は人生初めての手打ちうどんを作ってみることにした。

材料は、小麦粉と水と塩のみ。調べてみると、海外で手打ちうどんを打っている人は、大抵薄力粉と強力粉を混ぜて使っているようだが、もちろん用意していないので、どちらかだけでも大丈夫という文字を信じてさっそく取りかかった。レシピ通りにきっちり測って生地をこねたのだが…冷蔵庫での寝かし時間が足りなかったのか、それとも水分が(測ったにもかかわらず)多かったのか、こねが甘かったのか、原因がいまいちよくわからないが、いざ生地を伸ばそうとすると、なんだか少しベタついて、うまく伸ばせない…既にお昼13時を過ぎていたので、空腹に負けて今日はうどん作りを諦めようと思ったが、今からまた他の料理を準備するのも余計に時間がかかるような気がしたので、鳴くお腹を無視して、もう一度冷蔵庫に戻し、しばらく置いてからリトライ。先ほどよりはベタつきは減ったものの、おそらく本来の理想の硬さではなかったけれど、強制的に打ち粉をつけ、とりあえず麺の形に切ることにした。切った見た目は、結構それらしい感じになって、お、もしやこれは逆転勝利か、と少し期待値が上がりながら急いでお湯を沸かし、麺を鍋の中へ。

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…読者の皆さんも想像できると思うが、鍋の中で麺たちは見事にだんご状態、必死で解しても全然ばらけてくれない。結果、記念すべき手打ちうどん第一回は、「見た目」では完敗に終わった。しかし、ぶちぶちに切れた、団子のうどんもどきの小麦粉の塊と化したものでも、大好きな関西のだし「ヒガシマルのうどんスープ」を使って、天かすをかけ、わかめを入れれば、味は全く問題なし。久しぶりの日本の麺とだしにどこかほっとする自分がいた。次は「麺状の」うどんを作ってみせるぞ。

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