Faible parfum de Parisバレエと日々のあれこれ。

2019年9月より、フランス・パリにて、バレエ教師国家資格を取得するために奮闘する日本人の日々をつづります。

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引きこもり日記「時差7時間を飛び越えて」

4月19日(日)

今朝は二度寝してしまった。(二度寝の理由は、昨晩の夜更かしなのだが、それについては長くなりそうなので、また今度。)10時からオンラインレッスンがあるのに、起きたのは8時半、しかもこういう時に限って、朝ごはんが調理を要するものしかないという…朝食を抜けば時間は十分にできるが、朝食を取らないとわたしの1日は始まらない。急いでオートミールパンケーキを作り、普段なら30分は余裕でかかるところ、必死で詰め込んだ。超特急で動ける格好に着替え、まだお腹いっぱいのまま、とりあえずストレッチ、なんとか間に合った。

このオンラインレッスンは、実は第2回目。大学時代のバレエサークル同期の1人が提案してくれて、ちょうど1週間前に第1回が開催された。久しぶりに見る懐かしい顔に、1人気持ちが高まった。家族以外の、日本にいる人たちの顔が見れて、なんだかホッとした。技術の発展のおかげで、こうしていつでもどこでも、しかも無料で時差7時間の距離を一瞬にして超えられるのだ。家族ともビデオ通話がいつでもできるため、特にひどいホームシックにもならずに済んでいるのだろう。

画面越しとはいえ、こうしてまた昔みたいに同期のみんなで一緒にレッスンできる喜びは非常に大きい。狭い部屋でぶつかりながらではあるが、もしコロナで外出制限がなかったら、こうしてフランスにいながらも、みんなでレッスンすることはなかったかもしれないと、また少しだけ、こんな状況の中にもポジティブな面を見つけられそうだ。