Faible parfum de Parisバレエと日々のあれこれ。

2019年9月より、フランス・パリにて、バレエ教師国家資格を取得するために奮闘する日本人の日々をつづります。

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お先真っ暗から…

Bonjour à tous,

みなさん、お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。

 

またご無沙汰になってしまいました。もはや月刊ブログ…

 

さて、いつの間にか7月に入り、もう中旬ですね。

このブログも、月1の報告の場になりかけていますが、この1ヶ月にもやはりいろんなことがありました。

やっと来年度通う学校が決まり、その1週間後に、大学の交換留学時代からずっとお世話になっている南仏エクスに遊びに行ったり、そして一昨日、ついにビザ更新の手続きをしてきました。

 

前回の記事が、「お先真っ暗」なまま終わっているので、今回は私の行先について書きたいと思います。

 

結論から言いますと、9月からまた同じ学校に通うことになりました。しかし、次の教育課程ではなく、また解剖学をやり直します…奇跡的にこの前の試験で、3教科とも何とか合格することができたので、本来なら2年目の課程に進むのですが、色々と熟考した結果、1年若干の留年?的に過ごすことになりました。いろんな理由があります。ビザ更新まで時間がないことに加え、パリで唯一のクラシックを実施する学校に対する不安感、お互いの理解のズレからの連絡が途絶え…けれども、フランス全体のバカンス突入を目の前にして、今から他県に引っ越すなんて無理。今年は年末交通ストに続き、コロナで、ただでさえ短い期間なのに、それの半分ほどしか授業が受けられていないので、再来年の教育課程を少しでも余裕を持って受けられるように、もう一度解剖学を受け直すという決断に至りました。本来なら、あと一年で資格を得られる可能性もあったわけで、この決断によって、最低でもあと2年が必要になってしまいましたが、一年遅れることは私にとってはそれほどネガティブなことではなく、むしろ余裕を持って勉強し直し、知識をより確実なものにして、さらに大変な教育課程に備えることができると、ポジティブに捉えています。1年が無駄にならないように、おそらく時間的にも、精神的にも今年度よりは余裕ができると思うので、その時間で新たなことに挑戦(例えば、コンテなど新たなジャンルのレッスンを受けてみる、語学試験勉強をする、など)していきたいと思っています。

そして、再来年、今通う学校が、クラシックの教育課程コースの増設を実現できればそれがいちばんの解決策ですが、それが無理な場合は、別の地方で教育課程に進むつもりです。

 

自分の選んだ道を信じて、来年の6月まで走り抜けられるように、志を失わないように、また9月から気持ちを新たに励んでいきたいと思います。

 

以上、お先真っ暗からやっと抜け出せた、Mademoiselle H でした。