Faible parfum de Parisバレエと日々のあれこれ。

2019年9月より、フランス・パリにて、バレエ教師国家資格を取得するために奮闘する日本人の日々をつづります。

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試験終えたのに、お先真っ暗…?

Bonjour à tous, 

みなさん、こんにちは!

 

フランスは、ついに昨日レストラン・カフェの営業が全面解除になり、少しずつ(表面的に?)ロックダウン前の景色が戻りつつあります。また、昨日からEU加盟国からの入国も解除され、さらに7月には圏外の国境も徐々に解除していくとのことでした。JALANAも7月から運航再開するようで、あのキャンセルされたエールフランス のチケットは、とりあえず振替チケットに変換しました。

 

と言うことで、何とか日本への一時帰国は叶いそうなのですが…前回の記事でも書いたように、最も大きな問題は未だ未解決で、それを片づかなれば帰国できないのです…

 

8月頭に学生ビザの期限が切れてしまうので、警察に出向いて更新しなければなりません。それには、個人証明などに加えて、試験の成績など、今年一年間ちゃんと勉強したという証明と、来年度通う学校の登録証明を提出しなければなりません。成績証明はおそらく問題ないのですが、問題は来年度の行き先…

1年目の理論過程は、自分の専門ジャンルに関わらず、どの学校でも受けることができるのですが、2年目の教育実習課程は各学校で扱っているジャンルが異なります。今通っている学校(Studio Harmonic)は、もともとコンテンポラリーとジャズが専門のため、クラシックで受験している私は、2年目は別の学校に移らなければなりません。そのため、パリのあるGoubeという学校にコンタクトを取ったのですが、何と来年度は教育課程も実施しない、との回答が返ってきてしまい(学校が地下に造られているので、コロナの影響で環境基準に満たさず、開講できないのかもしれません)残る選択肢はもう一つの学校(AID)だけになってしまいました。

AIDは、クラシックもコンテもジャズも全て扱っている学校なのですが、いまいち評判がわからず、クラスの友達に聞いても、「聞いたことない」とか、「どこにあるの?」といった返事でした…

 

一方で、先日の音楽の最終試験直後、数時間後に結果発表のために、Zoom会議に集められ、そこで全員の前で一人ずつ点数を伝えられるという公開処刑がありましたが、その際に、今の学校が来年度クラシックの教育課程の増設も考えているという、(でもまだ全然わからないので、完全には喜べませんが)明るいニュースがありました。

どうやら、DRAC(文化省)に申請するようなのですが、そのDRAC自体が動いているのかどうか定かでなく、そうするといつ判断が下るのかすらわからないのです…

学校には、ビザ更新の旨を伝えてあるので、わかり次第すぐに連絡するとのことでしたが、あっという間にバカンスに入ってしまうので、本当に不安です。

しかも、ビザの更新の予約はすぐに埋まってしまうと聞いたので、予約受付再開後すぐとりあえずと思い、6月末に仮予約を入れてたのですが、書類が揃わないとなると、それをキャンセルするタイミングもそろそろ測らないといけない…さらに、予約をキャンセルしないと次の予約可能枠がいつになるかもわからないという…

 

もし、今の学校がクラシックを増設できない場合、パリで考えるなら、AIDしかないのですが、何と入学にはオーディションが必要らしく、まずアラベスク、アラスゴンの写真とレッスン動画を送り、さらに実際に会って?も審査があるらしいのです。本来、このコースに申し込む前に、EATという実技試験があり(この試験については、最初の方の記事に詳しく書いております)、そこで判断され合格しているから、今年一年理論過程に進めているというのに。学校側の意図がよくわかりません。

 

ハーモニックがダメなら、オーディションを受けるしかなく、その決断も永遠には待てないので、今朝DRACの担当者にメールを送ることにしました。答えてくれるか、そもそも今現在出勤しているのかわかりませんが、とにかくできることをして待つしかないですね…

 

とにかく自分で動いて、そして焦らず待つ、辛抱、この国で生きるために、重要なスキルの一つかもしれません。

 

*EATについて知りたい方はこちらをご参照ください

 

petite-etoile.hatenablog.com

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