Faible parfum de Parisバレエと日々のあれこれ。

2019年9月より、フランス・パリにて、バレエ教師国家資格を取得するために奮闘する日本人の日々をつづります。

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先の見えない人生の始まり

Bonjour à tous, comment allez vous?

 

こんにちは。皆さんいかがお過ごしですか。

 

パリは、もうだいたい20度前半で、朝はコートや、マフラーをしている人を

見かけるほど冷え込んでいます。

今日は、天気予報通り、お昼から雨が降り、

せっかくのヨーロッパ文化遺産の日なのに

雨のおかげで、鑑賞も一苦労でした…

(ヨーロッパ文化遺産の日については、また追って書きたいと思います)

 

今回は、私の自己紹介。

  

3歳の頃、幼馴染が通っていたバレエ教室に見学に行き、

やるとも言った覚えがないまま、

気づいた時には、バレエがない人生は考えられないほど夢中になっていました。

 

その後、学業と両立させながらも、何よりもバレエを優先し、

バレエダンサーを目指していましたが、

高校3年の進路決断の時、大学進学を選ぶこととなりました。

 

バレエの原語はフランス語、そしてオペラ座が一番だと思っていたことから

フランス 文学科に入学し、1年生の冬に、フランス 北部のAngers アンジェ

(初海外でフランス …!)に1ヶ月の語学研修を経験。

この語学研修に参加していなければ、今私はフランス にいなかったかもしれません。

 

大学3年生の時に、(アンジェから帰国後、友人と誓ったのですが 笑)

交換留学生として、もう一度、そして今度は1年間フランス に留学する事になり、

南仏のAix-en-Provence エクサンプロバンスで、激動の日々を過ごしました。

Aixでは、偶然最初に体験しに行ったバレエ教室の先生に温かく迎えていただき、

帰国直前の発表会で主役を踊らせていただいたことを始め、

現在に至るまで多くの場面でサポートしてくれている恩師に出会うことができました。

 

そんな留学から帰国した4年生、卒論も就活もギリギリを攻めていましたが

なんとか両方無事に終え、大学を卒業し、

社会人となったわけですが、

ある時ふと、「このまま何も達成せず、生きがいもないまま、ただ毎日働いて、

終える人生は嫌だ」「今までやってきたことを生かせる仕事がしたい」

という、自分の奥深くの思いに気づいてしまいました。

(なんて贅沢でわがままで自分勝手な考えなんだ、と自分でも思いますが)

 

「バレエ」「フランス 」

と私を唯一つなぎ得る方法が、現在目指している「バレエ教師国家資格」でした。

バレエダンサーでもなく、フランスですぐに働けるほど語学力もない私は

「今の私にできることはこれしかない」と信じ込み、

一般社会人の道を外れ、会社を辞め、また学生に戻るという、

自ら先の見えない人生を選択したゆえ、

現在フランスにいるというわけでございます。

 

…書いているうちに長くなってしまいました。

 

 

近々更新したいと思いますので、

また覗きに来ていただけたら嬉しいです〜

 

それではまた、

à bientôt !