Faible parfum de Parisバレエと日々のあれこれ。

2019年9月より、フランス・パリにて、バレエ教師国家資格を取得するために奮闘する日本人の日々をつづります。

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フランス政府認定バレエ教師国家資格取得への道 N°1 〈EAT申込について〉

 Bonjour à tous, 

みなさん、こんにちは。

 

ブログを更新したいと思いつつ、

最近バタバタしていて

いざ書こうと思うとすでに睡魔が…

 

というわけで、

現在、日本から送ってもらった博多通りもん

頂きながら書いております。笑

 

 

今回は、前回予告したとおり、

前提条件であるダンス技能試験(EAT= Examen d'Aptitude Technique)について

書きたいと思います。(長くなります)

 

この試験をパスして合格証明書を

取得しないと、

そもそもの教育プログラムを

受けることができないのですが、

このEAT、ダンス技能試験とはいえ、

中々ボリューミーで

ただ踊れればいいというものでもありません。

 

この試験は、毎年5月の1ヶ月間に、

フランス国内の3箇所(地域)

(今年はリール、ボルドーアヴィニョンでした)

で開催されます。

普通は自分の住んでいるところから近い会場を

選ぶのですが、

私は直前に、以前通っていたエクスの教室で

練習させてもらうため

アヴィニョン(従来はマルセイユなのですが、

今年はなぜかアヴィニョンでした)

で受験しました。

 

試験内容は、

 

・規定バリエーション(2種類の中から選択)

・自由バリエーション(1分30秒から3分までにおさめて自分で創作)

・即興演技

・面接

 

以上の4つになります。

 

通常は、今回私が入学した学校のように、フランス国内各地域にある国家指定の機関において、

プレスクールのように

このEAT受験のために1年間通い、準備します。

 

しかし、この試験の受験を決意したのが既に12月。

途中からの入学もできましたが、ビザの関係などで

実質約2ヶ月しか授業を受けられない、ということで

今回は自力で挑むことになりました。

 

とはいえ、恩師の助けなしでは無理でした。

申し込みは、各地域のDRAC(地域文化振興局)に

書類等を送付するのですが、

その際に保証金を小切手で支払わなければなりません…

(審査料は郵便為替か振込)

もちろん当時は

フランスの銀行口座は持っていませんので

恩師にお願いして仮小切手払いをしてもらいました。

 

参考までに、今年の受験申込用紙に

記入例を書き込みました。

drive.google.com

 

※私が受験申込をした時は、受験する各地方のDRACに送るよう書かれていましたが、

今年は全てリールのDRACに送るようです。

 

必要書類をDRACに送ると、

受領証、課題バリエーションのDVDとCDが

順番に送られてきます。

 

ここでまた問題のが、肝心な試験日程。

各地域の会場、ジャンルによって、5月の1ヶ月のうち、1週間が当てられているのですが、

直近(わたしの場合、確か4月でした)になって

正式な受験票が送られてきます。

そこに自分の試験日が書かれているので、

飛行機を取るときにはまだ分からないという…

なので、その試験週間の1週間前にフランスに

前乗りせざるを得ません。

 

申し込みについてだけで

1000文字超えしてしまいました…

 

あまりにも長くなりそうなので、

EATの試験内容は次回に書きますね。

 

パリはもう15度前後と、

ずいぶん寒くなってきました。

日本はまだ暑いようですが、

みなさまも気温の変化に体調を崩されないよう

お気をつけください。

 

それではまた、

À très bientôt!