Faible parfum de Parisバレエと日々のあれこれ。

2019年9月より、フランス・パリにて、バレエ教師国家資格を取得するために奮闘する日本人の日々をつづります。

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ライブビューイング

Bonjour à tous,

comment ça va?

 

みなさま、お久しぶりです。

いかがお過ごしでしょうか。

 

下書きを作成してから、

もうずいぶん時間が経ってしまいました。 

時差投稿になりますが、

よければ読んでいってください。笑

 

渡仏して以来、なにかと体調を崩してばかりで、

ここ2ヶ月間で3、4回風邪をひきました…

日本にいた時は年に1、2度だったのですが

やはりヨーロッパは乾燥しているからでしょうか。

 

11月初旬の今、

すでに最高気温が8℃、朝は4℃…

寒い、とにかく寒い。

日本感覚でいたので、

しばらく防寒を我慢していたのですが

ついにダウン、セーター、

ヒートテックにストールという、

完全に冬の装いをしております。

(ヒーターもつけてます。汗)

 

 

さて、10月末の日曜日、

初めて映画館でライブビューイングによる

バレエの公演を観に行ってきました。


前日の晩に、たまたま広告を見つけ

衝動的にチケットを購入してしまい

特に詳細は見ていなかったのですが

予想以上に良い時間を過ごすことができました。

 


ボリショイの「ライモンダ」で

オルガ・スミルノワ主演でした。

 

なぜ今ボリショイのライブビューイングかというと、

今年はボリショイ10周年の年で

それを記念して、公演のライブビューイングが

行われました。

ライモンダ以降も、海賊、くるみ割り人形、白鳥と

豪華なラインナップが続くようです。

10周年記念の年として、お祝いにふさわしく

全てのプログラムが、古典的(少し語弊がありますが)、The バレエな作品を選んだそうです。

 

個人的には、バレエリュス以外について

ロシアバレエは普段あまり観ていないので

現在のバレエ団について詳しく知らないのですが

オペラ座350周年だけでなく、ボリショイも記念の年に

特別な雰囲気を味わうことができるこの贅沢な1年に、偶然にも被ったこの留学に感謝しかないです。

 

 

幕間のインタビューでも、芸術監督が

「オルガのライモンダは、私のライモンダなのよ。」

(直訳すぎてすみません、

芸術監督がイメージするライモンダそのものということだと思います。)と言い切るほど

オルガ様のライモンダは

他人には真似できない、特別そのものでした。

めちゃくちゃ跳躍したり

回転技を披露するわけではないけれど

汗すらも見せずに、圧倒的存在感で

しかし派手すぎず、静かに

見る者を魅了するオルガ様に、終始釘付けでした。

 

確か、これまでもバレエフェスティバルなどで

生で見る機会があったと思うのですが

やはり全幕で、そしてホームで踊る姿は

一段と輝いて見えました。

 

ロシアに行かずして、たった18€で

こんなに優雅なひと時を味わえると思うと

こういうスタイルも全然ありだなあと

思いました。

 

開演前の舞台側の場当たりの様子や

終演後のカーテンコールの出演者側も

見ることができて

おしゃべりに励むマダムたちの中で

ひとり興奮しておりました…笑

 

日本でも毎年いくつかライブビューイング

やっていますね。

今までは、生でないのに

この値段払うのかと思ってしまい

敬遠しておりましたが

機会があれば、ぜひ日本でも観てみたいと思います。

 

今回も、

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

それでは、また

À bientôt!